749: sage 21/06/24(木)18:32:17 ID:nR.cj.L1
もう何年も前の話。

家庭教師の派遣業で受付をやっていた。
基本は中高生たまに小学生がいるんだけど、ごくごく稀に社会人からの依頼もある。
『外国語のビジネス会話を特訓してほしい』とか、そういうの。

そんな中で、Aさんという30代後半の男性から
「大学を受け直したいから、いずれは英・国・数を週一回ずつ、ひとまず英語をお試しで一ヶ月。
場所は自宅」

という依頼が来た。
私が窓口になってメールと電話で何回かやり取りをした。




まず四十代の男性講師の履歴をメールに添付して紹介した。
「もう少し若い人のほうが話が合いそうで良い」
と言われたので、次は三十代の男性講師の履歴を添付したら、
「若い女性はいないのか」
という。

いい年こいた男性の自宅(家族と同居か一人暮らし家はこの時点では不明)に女性を派遣するわけにはいかないから、
『どうしてもの希望であれば自宅近くや駅前のカフェなどを使ってもらうことになる。
その際は講師の飲み物も生徒持ちになる』

ということを説明。
メールだったけど、めちゃくちゃ罵倒された。
結局エリア長判断で依頼をお断りすることにした。

本気で大学目指すんなら先生の性別とか年齢とかに拘る意味がわからないし、『自宅じゃなきゃ嫌だ、若い女性じゃなきゃ嫌だ』なんて、『疑ってくれ』と言わんばかりなのに、
「疑われて傷ついた!」
と怒っていたのも神経分からん。
そもそも家庭教師派遣をなんだと思っているんだろうか。




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