464: 名無しさん@おーぷん 20/03/27(金)09:27:45 ID:Z8.eu.L1
5年前に曽祖母が病気で亡くなった。
生まれも育ちも東北の農家。
曾祖母の長男(祖父)に嫁いできた祖母は、曽祖母に嫌われてた。
兄弟が沢山いてお金がなくて高校にも通わず働いてた祖母を、
「学がない」
と貶めた。
祖母の次女(私母)がお腹にいた時は、曾祖母に階段から蹴り落とされて流産しかけたらしい。




曽祖母は母ら女孫には学費も結婚祝いもびた一文出さず、男孫は甘やかしてた。
祖母は私母と叔母に
「申し訳なかった」
と言っていた。
祖父に祖母が暴力を振るわれたこともあって、それは
「母さん(祖母)は何も悪くない、何で殴るんだ」
と母達が怒ってやめさせた。
以来一度も怒鳴られたことも殴られたこともないらしい。

曽祖母の三回忌の後、祖母が
「大嫌いだった、死んでくれてよかった」
と、私と二人きりの時に打ち明けた。
遠い所から嫁いだ祖母には抱えるものが大きかったんだと思う。
「いい学校行っていい人見つけてね」
って言われた。

でも、夏休みに帰省したとき、
「内緒」
と言ってお菓子を食べて、塗り絵を一緒にやって上手って褒めてくれて、杖をつく手と反対の手を繋いで散歩して、
「あれは~~っていう花で、あっちに友達の家があって」
って話してた曽祖母が忘れられない。
ボケてたのかもしれないけど穏やかな人だった。
ああいう話を聞かされても、ばあちゃんには言えないけどやっぱり好きだ。

今年もばあちゃんに会いに行って愚痴とか色々聞く。
私は楽しい話を持ってくつもり。



Once Upon a Memory
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