862: 名無しさん@おーぷん 20/03/04(水)21:51:23 ID:xpp
何年か前の事。

病院でまったく知らん婆さんに凄い剣幕で掴みかかられたんだ。
だいたい何言ってるか分からんかったけど、
「許さない」「貴様」「よくも」「〇してやる」
とか物騒な言葉をさんざん吐きかけられた。




俺には心辺りなんてないし、病院の人や婆さんの家族っぽい人達は婆さんを止めつつも、俺の事を不審な感じで見てくるし、
(なんなんだよ)
とすっかり混乱していた。

そしたら婆さんはまじまじと俺を睨みつけ、
「絶対に、私が死んでも、呪い〇してやる……」
と言ったところで急にフリーズ。
ちょっと涙目入ってた俺の耳にぼそりと聞こえた。

「……違う人や」

そう言って、婆さんは魂が抜けたようにぼーっとした表情で掴んでいた胸倉を解放した。
一瞬空気が凍り付き、俺はへたり込んで、病院の人は婆さんをどこかに連れて行き、家族の人達は涙目の俺に平謝り。

結局あれはなんだったのか。
詳しい事情なんて知る由もないが、今でもあの婆さんの凶器めいた様子は頭に焼き付いて離れない。
(万が一にも呪われていたら)
と思うと笑えない話だ。



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