85: 名無しさん@おーぷん 20/02/24(月)18:31:48 ID:I2.v0.L1
朝、母と2人で食事をとりながら深夜ドラマの録画を見てたんだけど、弟がそのさなかに起きてきたんだ。
ドクロ柄の黒いパーカー、黒のチノパンの黒尽くめコーデ。
パーカーのフードを目深にかぶり、首元には安っぽいロザリオのネックレス。
『おはよう』も言わずに俯きながら、ジョジョに出てくるような強者感漂うゆっくりとした動作で階段を降りてきた。


SUGOIオーバースリーブ 006 ゴゴゴゴ 60枚入りパック

母と2人で『おはよう』と声をかけると、
すっと流し目でこちらを向き、
「……少し、出てくる」
と、声変わり途中の少しあどけなさの残る低い声で呟いて外出していった。

「どうしたの、あの子?」
と心配そうな母に、
(おそらく昔、俺も患ったことのある “アレ” だろうな)
と思った俺は
「触れたら怪我するヤツだと思うからそっとしといてあげて」
とだけ答えておいた。

母は
「あの子金属アレルギーでしょ?
あのネックレス変なのじゃないかな?」

と心配していた。
案の定、弟は夕方になる前に帰ってきて、首元をポリポリしていた。
もちろんネックレスは外していた。

翌日以降もしばらく変だったけど、一応まだ拗らせきってはいないみたいだから、父と母も含めまだ温かく見守っている。



「思春期男子」の見守り方 (PHP文庫)