897: 名無しさん@おーぷん 20/02/19(水)20:18:20 ID:bV.vl.L7
彼と結婚することを決めて、互いの親に紹介した時。
彼母が
「お嬢さんがお嫁さんに来てくれるのは嬉しいけど、おまえ(彼)はあと20kg痩せなさい。
結婚するのはそれから。
痩せない限り式には出席しません」

と言った。




彼は母子家庭の一人っ子なんだが、亡くなった父親は彼よりも太ってたそうだ。
早逝したのも肥満が原因のひとつだったと思ってるらしくて、
「ポックリ逝くのは勝手だけど、嫁さんに苦労させたらいかん」
と。
彼母も女手ひとつで苦労したらしい。
その話を聞いてうちの両親が感激し、自分たちも『それをクリアしないと式には出ません』と言い出した。
当時の彼は身長が180cmで、当時体重が110kgぐらいだった。

それから彼と私とでダイエット大作戦。
考えてみれば親の許しが要る年齢でもないのだが、彼母の思いが結構胸に来たと言うか。
それから同棲を始め、私がダイエットレシピを集めて料理担当。
お弁当もお腹が膨らむ低カロリーレシピで作った。
毎晩ふたりでウォーキングとストレッチなんかもして。

体重はぐんぐん落ちて行ったけど、食事に関して彼の
「満腹感はあるけど満足感がない」
と言う言葉に可哀想になって、月に1度だけ焼肉食べに行った。
それを楽しみに他を我慢する、みたいな。

途中苦しい時期もあったけど、一年ちょっとを掛けて85kgまで落とした。
おかげで無事に式を挙げ、痩せてますますカッコよくなった彼との写真も撮ってすごく幸せ!これ以上文句なしの結婚!

…と言うフリをしているが、実はひとつだけ心にしまってることがある。
本当はフワフワな肉付きの彼が好きだったんだよ。
更なるダイエットを目指している夫に
「ガンバレ~」
と言いながら、本音は
(もういいって!)
だったりする。



満ち足りた飢え (1979年)