475: 名無しさん@おーぷん 19/12/13(金)10:59:01 ID:Don
近所から苦情来るレベルの汚部屋一家で育ったこと。

家族全員片付けが出来なくて、家中色んなものが層になって積み重なっていた。
昨日買ってきたものが、どこに行ったかわからなくなって買い直すのは当たり前。
片付けようと買ってきた棚で押入れが開けられなくなり、部屋の壁は棚や箪笥で囲まれ、窓すら塞がれていた。
夏は虫や臭いでやばかった。
お風呂場に雑草が生えたこともある。

職場は制服で、私物の持ち込み禁止なのと道具などの位置が全部決められていたので、私が汚部屋暮らしとはバレてなかった。
車の中はゴミだらけで世話好きな掃除のおばちゃんに手伝ってもらって月一で掃除してたから、『私生活はだらしない』と思われてたかも。

それを震災でまるっと失った。




若い身寄りのない女が一人きりなのに、“汚部屋” を知ってるご近所さんは親切だったけど縁談なんか誰かが口にしたら止めていたほど。
自分でも
(こんな汚部屋女なんか嫌だろう)
と納得していた。

そんな折、人のツテで職を紹介してもらい地元を離れた。
行った先で夫に出会い、結婚した。

夫はすべてのものにラベリングと計画書作るくらい几帳面で、『趣味は勉強』という堅物&要介護者のいる実家暮らし。
職種と年収問題なしの結婚適齢期なのに、お嬢さん方には倦厭されていた。
義父母はそれぞれ超堅物&バリシャキ奥。
私は学歴だけは良かったので、その一点だけが気に入られたのか、結婚を許してもらえた。

結婚当初から同居で、身一つで嫁いでいった。
避難所でいただいた服や下着も『新しいのを買ってあげるから』と言われ処分したので、本当の本当に身一つ。
(夫の祖父の介護要員かな)
と思っていたけど、介護はヘルパーさんと義母とで回せていて、仕事は続けさせてもらっている。

最初に買ってもらった衣服から多少服は増えたけど、化粧品は基礎化粧品以外はポーチ一つに収まる量を保持出来ている。
家の中は夫がすべてラベリングして管理しているので、片付かないということがない。
食材なども一週間の献立を決めて買いに行き、家に戻ったら一息つくことなく、買い物袋含めてすぐにすべてしまう。
家事は義母がすべてやり方や手順まで指示してくれるので迷うことがない。
家庭という会社運営をしているようで、すべてにマニュアルが用意されていて、人によっては『息苦しい、自由がない』と感じるだろうけど、
注意散漫と過集中がある私にはとても暮らしやすい。

でも
「しっかりしていて何でも任せられる、ご両親にしっかり育ててもらったのね」
と、義父母より評価してもらう度に心が痛む。
私が色々出来るのはマニュアル化されているからだし、両親は仕事は出来たけど借金が無かったのが不思議なくらい金銭感覚も滅茶苦茶な汚部屋製造機だったことは口が裂けても言えない。


476: 名無しさん@おーぷん 19/12/13(金)13:03:41 ID:AZt
おめでとう。
良かったじゃないですか。
色々出来ているなら貴女にその素養があり努力をしているからだよ。
結果良ければそれが良しだよ。
良いご縁が待っていたのだと思う。
どうかずっと幸福に仲良くね。



失ったもの、そして、手に入れたもの
失ったもの、そして、手に入れたもの