151: 名無しさん@おーぷん 19/06/13(木)16:37:13 ID:off.vk.ex
十年くらい昔の話。

出かける用事があり、休日の朝にボーッと電車に乗っていた。
ロングシートにそこそこ空きがあるくらいの混み具合だった。

そこへ酔っ払った風のギャル風な女とサッパリしたイケメンが乗り込んできた。
女の方はイケメンに気があるのか、ひたすら
「〇〇(自分の名前?)は甘えん坊で~」
「(イケメン)くんみたいな人が彼氏だと~」
と舌ったらずな声でアピールしていた。




イケメンは
「ハァそっすか」
とずっと塩対応。
(煩いなー)
と思いながらも、しばらく聞くともなしに女の話を聞いていた。

そしたら女が、
「もーみんな〇〇を子供みたいに扱うんだからぁ!
〇〇もう三十なのにぃ~!」
って結構大きめな声で言ったんだ。

(え、三十?)
(こんな頭の弱そうな女が??)
と衝撃を受けて思わず顔を上げたら、
対面側にいた見知らぬお姉さんも目を見開いてその女を見ていたww
お姉さんの方もこちらが同じ顔をしていることに気が付いて、お互いなんとなく微笑みあった。

その後、たまたま降りる駅が一緒だったので降り口で会釈しあって電車を降りたよ。
お姉さんと言葉は交わしていないけど、たしかに心が通じ合った瞬間だった。



MUGO・ん...色っぽい