(※編注:小倉優子がヤングアニマルでグラビア表紙飾りまくってた頃…おそらく2000年代。
毒親という言葉…1999年に『毒になる親』が出版されたが、“毒親”をタイトルに含めた本が出版されるようになったのは2013年頃かららしい。)


416: 名無しさん@おーぷん 2016/10/16(日)10:54:31 ID:kIk
もう時効だろう昔の話。
小倉優子がヤングアニマルでグラビア表紙飾りまくってた頃の話。


高校の同じクラスにAという友達がいた。
先に書いておくが全然変な予兆はなかった。明るくてお調子者だった。
Aには妹がいて
「すごいブス」
だといつも言っていたが、身内の謙遜だろうと思い誰も気にしていなかった。

ある日みんなでツタヤに行った時、Aの妹に会った。
Aは妹を見つけると
「ブスが表歩くんじゃねーよ、仲間の前で恥かかすな」
と言い背中を思いっきり蹴った。
妹は半ベソで逃げたが、Aはさらに蹴りをかました。
仲間のBという熱血系の奴が
「やめろ」
とAを止め、俺らも慌ててAを止めた。
妹はBが逃がしてやった。
日頃明るいAの豹変にみんな驚き、引いていた。




Aは
「化け物みたいなブスが出歩いて、家の恥だ。みんなごめん」
と謝ってきた。
さらに引いた。
Aは本気で妹を化け物ブスだと思っていたようだが、妹は普通に可愛かった。
ものすごい美少女ってわけじゃないが、目がぱっちりして下ぶくれの素朴かわいい顔をしていた。

その後Bが戻って来てAを尋問。
Aの親はなぜかA妹を昔からいじめていて、
「ブス」「できそこない」
と怒鳴っていたらしい。
「妹=ブスというのが“家族内の常識”であってそこに疑いを差し挟んだことがない」
と言う。
「でもおまえの妹、二重で目が大きかったじゃん?」
「色白でプクっとして、お前がかわいいって言ってた二組のCにちょっと似てるじゃん」
とみんなで言い、Aが
「あれ?妹ってそれほどブスじゃない?」
と目を覚まさせることに成功した。
ちなみにすぐ目が覚めたわけでなく、ここに至るまで半月くらいかかった。

しかしそれが失敗だった。
Aは反省したのではなく
「家の中に、何をしてもいい可愛い女がいる」
と認識を変えてしまった。
セクハラ開始。
妹はしばらく耐えたらしい。

しかし妹と連絡先を交換していたBに、妹が相談して事が発覚した。
Bは
「友達か親戚の家に逃げこめ」
と指示。
「大ごとになるのでは」
と渋る妹を
「充分大ごとになっているし、これ以上大ごとにならないため逃げろ」
と説得してイトコの家へ逃げさせた。

そこから騒ぎになり、
イトコ家にA両親が押しかけて警察沙汰→地方新聞に載る。
AがBを殴る→問題になりA停学、上記のニュースもあって噂が広まる。
A親は「おかしい人たち」認定されて避けられるようになり、Aは停学が明けても登校してこなかった。
Aの父は公的な立場の人だったが、面目を失い翌年引っ越した。
妹のみイトコの家にそのまま残った。
妹はBとお付き合い…となれば美しいオチなんだがそうはならず(妹はBが好きだったようだが)、Bは大学卒業とともにさっさと結婚。
妹は県外に就職して今どうしてるんだが全然わからない。

その頃はまだ毒親って言葉がなく、概念も浸透していなかったが今思えばA親は毒親だったんだろう。
なんで妹をいじめていたのかその理由も不明。
「妹だけ養子なんじゃないか?」という噂も流れたが、いまだ真偽不明で、狭い田舎町では今も語り継がれている。

ここまで書いて思ったが、妹は故郷に帰ってきたくないわな、これ…。



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