366: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)01:58:40 ID:hD1
私も昔、大きな通りを自転車で通っていて脇道から一旦停止なしで軽トラにはねられた。
私は頭を強打し、
(ぶつかる!)
と思ったところから記憶がない。

気がつくと夜遅くでGジャンなんかで絶対寝ないのに汗だくで目が覚めた。
起きて廊下を歩いていると母が
「寝ていなさい!!」
私「いや、なんか変なんだけど、何があったん?(事故を覚えてない)
母は泣きそうな顔で
「何があったのかゆっくり思い出してごらん」
私「イライラするわ!何があったんか言ってん!」
母がすごくびっくりした顔で、
「車にぶつかられたんよ」
「はぁ~~??」
「ああ、元に戻ったーーーー」
と母に号泣された。




軽トラは私をはねた後、
「大丈夫?大丈夫だよね。ここに座っててね」
と言って、その角にあるお店の花壇に座らせてそのまま何事もなく車を出そうとしたので、そのお店の人があわてて出てきて軽トラの発進を阻止。

たまたま私を知っていたので
「あんた、○○さんとこの娘さんだよね?」
私は
「(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)」
と、何を聞かれても変な目つきで延々と名前と電話番号を繰り返していたそうで、
「こんな状態でほったらかすとは何事だ!」
と店主が怒ってくれて、奥さまが母と警察に電話。

母が来てからは(姓名) (電話番号)は母にだけはやんだが、私は延々と母には
「何があったの?」
を1分毎に聞きつづけてた。
その後、警察が来ていろいろ聞かれたらしい。
「どこで車は止まったの?」
「(姓名) (電話番号)」
「○ちゃん!どこで車は止まったの?」
と母が言うと止まった場所を指さし、
「ねえ何があったの?」
警察「ああ、これは止まってないね!」
(警察相手に)「(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)…」
母「○ちゃん!」
私「ねぇ、何があったの?」
母「車にひかれたんよ?」
私「…ねぇ、何があったの?」
警察「大丈夫?」
(警察相手に)「(姓名) (電話番号)(姓名) (電話番号)…」
警察「様子がおかしい!救急車、まだ来ないけど、待ってて!」
母「○ちゃん!」
私「…ねぇ、何があったの?」
母「説明」
私「…ねぇ、何があったの?」
エンドレス。

母はもうダメだとかなり恐ろしかったそうだ。
私は特に後遺症はないし、ぶつかる24時間前からの記憶欠落しているだけで、特別後遺症はないが、一旦停止しないのは本当に危険だよ!



リピート (文春文庫)