862: 名無しさん@おーぷん 2015/10/10(土)02:33:04 ID:UdI
眠れないので過去にバイトしてた店の常連さんと付き合った時の修羅場を書く。

当時、飲食店でバイトしていたのだけど、ある常連男性に告白された。
私はサービス業ゆえに愛想は良かったが、毒親に育てられ精神的に不安定かつ長年の通院歴があって数々のトラウマ持ち。
鬱も完治していないことを話すと、
「えー?そんな風には見えないよ、これからは俺と楽しく過ごそう!」
と言ってくれた。
実際、とても明るい人だったが幸せは長く続かなかった。

彼はまず、今までより安いものを注文してはカウンターを陣取りダラダラと居座った。
他のお客様と話しても会話に割り込み、私が接客モードで敬語を使っているのに
「○○ちゃん」
と下の名前で呼ぶ。
仕事中の私を携帯で撮り、すごい間抜け顔を
「待ち受けにしよーっと」
と言われたとき初めてキレた。
私は醜形恐怖というか自分の顔が大嫌いで、
「写真に撮られるのは絶対にイヤだ、消して」
と頼んでものらりくらりと逃げる彼に泣いてしまった。




そんなことがあって店に居辛くなった私はバイトを辞めたのだが、すぐに彼が
「知り合いの店で働かないか」
と誘ってくれて、そこで働くことになった。

だがそれが間違いだった。
夕方から日付の変わる時間までのバイトだから心配だと送り迎えするだけではなく、彼の仕事が終わると店に来ては長時間の居座りと独占。
前の店となにも変わっていない。
そんな針のムシロに座るようなバイトはそれでも数ヶ月は続いたけれど、ある日店長に呼ばれ、
「明日から来ないでくれ」
と一方的にクビを告げられた。
「何か不手際があったのなら教えてください」
と聞いても理由は教えてもらえず、茫然自失のまま帰宅すると彼からメールが届いていた。
『仕事、やめたんだって?俺んちで飲もうよ!二人きりでさ!』
ずいぶん情報が早いなとは思ったけど、早退したので店長にでも聞いたんだろうと解釈して眠剤を飲んで眠った。 
もうずっと仕事か彼とベッタリな生活で精神的に休まる暇もなかったし、とにかく眠りたかったんだ。

863: 名無しさん@おーぷん 2015/10/10(土)03:03:24 ID:UdI
そのクビになった一件で鬱が酷くなった私は、彼から来るメールにも電話にも出ずに引きこもり状態になる。
が、
『気晴らしに行こうよ!どうせ暇なんだし!』
とひっきりなしにメールをよこす彼に心休まる暇もなく。
遂には夜中
『今から来て、寂しい。会いたい』
とまで抜かす彼に、
『私はデリ○ル女じゃない!』
と返信して、別れるために会うことにした。

久しぶりに会う彼と本屋で待ち合わせ、
「どこ遊びに行く?」
とウキウキしている彼氏に精神病理の本が並ぶ棚を指差した。
「これ、一冊でも読んだことある?私、鬱だって言ったよね。少しでもその病気を知ろうとしてくれなかったんじゃない?」
すると彼は言ったんだ。
「○○ちゃんが楽しく過ごせるようにずっと一緒にいられるようにしただろ、それじゃダメなのかよ。店やめさせたって病気治んないし、酷くなるとか意味わかんないよ!」
“やめさせた” の言葉ですべて理解した。
クビになった理由は彼だと。
他にもなんか喚いてたけど知らない。

連絡はスッパリ経ち引っ越しもして、今はどうにか正社員として働いている。
先日、その本屋に寄る機会があったので思い出して眠れなくなったので暇つぶしに書いた。



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